ハンガリー出身のツインG.&Key.を擁する6人組IRON MAIDENトリビュート・バンドが'08年にリリースしたIRON MAIDENのカヴァー・アルバム。いやいやこのバンド、よくいるただのカヴァー・バンドとは訳が違います。演奏、ヴォーカルともに何から何まで本家そっくりでビックリです。本家を聴き尽くした私でさえよく聴かなければ分からないほど完ぺきにコピーしています。昔ちょっとドラムをかじった私なのでどうしてもドラムに耳が行くのですが、驚く事にオカズまで完コピしています。またそれぞれの楽器の音質まで見事に再現しています。現在のMAIDENがやってもここまでオリジナルに近くは再現出来ないのではないでしょうか。どうせ「まぁがんばってるね」程度のレベルだと想像していたので#1曲目の”Moonchild”が始まった時には一瞬かたまってしまいました。はっきり断言出来ますが、ここまでそっくりなバンドを私は知りません。マジにヤバいですよ、このバンド。また選曲のセンスも良く、「SOMEWHERE IN TIME」と「SEVENTH SON OF A SEVENTH SON」の2枚のアルバムから中心に、他のバンドがあまりやらない曲をメインに選んでいるのも新鮮で好感が持てます。あんな曲やこんな曲までやっています。ほんとセンス良いですよ。MAIDENのカヴァーといったらいつも同じで聴き飽きましたもんねぇ。しかし見事だなぁ。本家が聴いたらどんなリアクションするんだろう。見てみたいもんです。是非本家の許可を得て「THE NUMBER OF THE BEAST」~「SEVENTH SON OF A SEVENTH SON」をそれぞれ丸ごとカヴァーしてください。ちょっとした事件になると思いますよ。いやぁカヴァー・アルバムでこれほど興奮したのも初めてです。話のネタに是非聴いてみてください。ほんとマジに凄いよ、これ。ハンガリー盤。





