結成は'83年に遡るアメリカはボストン出身のツインG.を擁する5人組正統派パワー・メタル・バンドがオリジナル・メンバー(シンガーのみNewメンバー)で奇跡の復活を果たし、四半世紀の時を経てリリースされたデビュー・アルバムです。当時からTrueメタル・ファンの間で人気のあったバンドで、解散、再結成を繰り返しながら長年の苦難を乗り越えて作られたデビュー作なんですが、これがまた強烈にカッコイイ正統派USパワー・メタル・アルバムになっておりかなりヤバいです。もう1曲目からMETAL CHURCH、VICIOUS RUMORS、ATTACKER級の正統派パワー・メタル・チューンが怒涛の如く押し寄せてきます。さすがにベテランだけあって演奏はめちゃくちゃ強力で、ヘドバン、エアー・ギター、エアー・ドラム(笑)せずにはいられない凄まじさです。分厚くド迫力の音質ももの凄いです。まぁ頭3曲を聴いて下さい、「HEAVY METALが好きで良かった!」と改めて思う事でしょう。'06年にリリースされたATTACKERのNewを聴いた時と同じ衝撃を受けました。これは現時点で'07年度No.1US正統派パワー・メタル・アルバムではないでしょうか。いやいやビックリしました。アメリカ盤。
※ちなみに日本盤仕様でもリリースされましたが、本輸入盤に帯、解説、対訳を付けたものなのでCD自体は一緒です。