'04年に名作「Zillion」を一枚残しているドイツのメロディック・へヴィ・メタル・バンドZILLIONのSandro Giampietro(Vo./G.)と同じく元ZILLIONのJens Becker(B./現GRAVE DIGGER)、そしてMichael Ehre(Dr./現GAMMA RAY)と女性ヴォイオリニストのEsmeralda嬢の4人によるドイツ産メロディック・パワー・メタル・バンドが'14年にリリースしたデビュー・アルバム。現在はもう一人ギターリストを加え5人編成になっています。このメンツで悪いものが生まれる訳もなく、文句の付けようのない超ハイ・クオリティなメロディック・パワー・メタル・アルバムを作り上げています。ジャケットをよく見るとHELLOWEENっぽいなと思ったらMichael Kiskeが一曲ゲスト参加していました。という事もあり全体的にUNISONICに近い感じです。スピード・チューン、ミドル・チューン、バラードを上手く配し、飽きさせる事無く14曲聴かせてくれます。Bruce Dickinson似のSandroのヴォーカルも安定感があって素晴らしい。余裕で日本盤が出るレベルですがリリース予定はありません。ジャーマン・メタル・ファンなら一生聴けるアルバムなんですけどね。これぞ美旋律ジャーマン・メロディック・パワー・メタル!超お薦め盤!デジパック。ドイツ盤。